体調不良や不眠・腰痛など様々なつらい症状で苦しんでいる人がいます。
身体の調子が悪く、疲れやすい・起き上がれないのに、検査をしても病気ではないなどといつた例もあって苦しいですね。会社や学校で休みを貰うにしても医者の診断書は必須で、ストレスや気のせいなどと片づけられてしまうこともあり、精神的に参ってしまう方もいます。このような場合、医師に診断に本態性と書かれることがしばしば。
当サイトでは、パソコン病や五十肩・腰痛・肩甲骨のこり、などについて特に詳しく紹介していますが、それ以外にも体調不良の原因はたくさんあります。
肩甲骨のこり:目次
体調不良の症状例
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体調不良は、以下のような症状があります。
●疲れやすい・だるい・冷え症・不眠・慢性疲労症候群
●頭痛・めまい・ふらつき・眠気
●吐き気・食欲不振・逆流性食道炎・胸やけ
●下痢・胃痛・便秘
●肩こり・五十肩(四十肩)・肩甲骨や背中のこり
●リウマチ・関節痛
●うつ病・更年期障害
●アレルギー
●低血圧・高血圧
体調不良には、明らかな病気と「原因がはっきりしないが自覚症状がる状態」とに分かれており、ある意味で苦しいのは、原因がはっきりしない症状で体調不良が起こることです。
体調不良なのに原因不明
病気になると病院に行き、検査や診断をしてもらうと病気の原因が100%分かると思っていませんか?
ところが、検査をしても症状の原因が分からないことは、頻繁にあります。例えば、めまい・疲れやすい・高血圧・腰痛などは検査をしても痛みや疲れの原因が分かり難いのです。高血圧は9割が原因不明で、腰痛は8割が原因不明です。
原因が分からない病気の場合、頭に「本態性」と付けます。
本態性とは
本態性(ほんたいせい)とは、疾患の原因が明らかではないという意味。「特発性」とほぼ同義。本態性高血圧症、本態性低血圧症、本態性自律神経失調症などがその代表例。
東洋医学の未病と不定愁訴
本態性以外にも「不定愁訴」という言葉もあります。
不定愁訴とは、頭痛・肩こり・腰痛、疲れやすいなど自覚症状がありながら、病院でいくら検査してもらっても異常が見つからない状態のことで、周囲に理解をしてもらえないだけに苦しみます。
こういった不定愁訴や原因不明の体調不良については、西洋医学より東洋医学のほうが向いており、鍼灸院や漢方などを利用することを考えてみることをお勧めします。
競争と身体への負荷
特に現代は、ビジネスのスピードが速くなり、グローバル化による競争の激化もあいまって、一人一人に求められる能力が高くなっています。それだけ心身にかかる負荷が強くなっているため、疲れがたまりやすく燃え尽きてしまう可能性も高くなります。
スポーツ界に見る過去と現在の強度と負荷
100m走の世界記録を見てみると、
1964年:10秒06:ボブ・ヘイズ
1983年:9秒93:カルヴィン・スミス
1991年:9秒86:カール・ルイス
1999年:9秒79:モーリス・グリーン
2009年:9秒58:ウサイン・ボルト(現世界記録)
この0.1秒を縮めるために、想像を絶するトレーニングと技術が詰め込まれており、心身への負荷の度合いは、1964年頃と比べると遥かに強大になっていると想像できます。
サッカーの映像でも、20年~30年前のプレーと現代(2012年)のプレーを比べるとその運動量・スピードの違いに、同じプロとは思えない位です。ボールを扱うプレーは遜色ないだけにその違いが際立っています。
スポーツ選手の体調不良も頻繁に見受けられます。
体調不良の解消・治療
健康を維持するためには、食事・運動・ストレスをためないなど、様々なことが必要ですが、情報量が多すぎる現代社会では、そんなことはできませんと言いたいところです。
楽天的に生きることは、競争からの脱落を意味します。野球の野村監督も悲観的でなければ名捕手・名監督にはなれないと言っています。万一に対して想定をしておくことが必須条件であり、それには悲観的な見方が必要とのことです。
その中で、病気にならないために、東洋医学や鍼灸院をもっと活用してみてはいかがでしょうか?
鍼灸院の先生の話では、いきなり鍼灸治療院に来る人は少なく、病院で原因不明や治らない人の来院が多いとのことです。