東洋医学の基本と西洋医学との違いやそれぞれの得意分野

鍼灸や指圧といった東洋医学については、伝統医学・民間療法・偽薬効果(プラシーボ効果)として信じない方もいれば、現代にも通用する医学として信用する方と様々な人がいます。

世界の三大伝統医学として、中国の中医学、インドのアーユル・ベーダ医学、イスラムのユナニ医学が知られており、今でも西洋医学とともに利用されています。

しかし、近代に入ってから、産業革命を発端とした科学技術全盛の時代には、科学的に証明されていないものは全て疑わしい。西洋文明が一番優れているという時期が存在し、伝統医学全体が迫害されました。

日本では明治時代~、中国では清時代以降が科学万能の時代。(鍼灸の歴史

ところが、最近、西洋医学で解決できないことが次々に明るみに出始めて統合医療と呼ばれる西洋医学と東洋医学を併せた治療法が増えてきています。
東洋医学の特徴は、その人の体質にあったオーダーメイドの治療をすることです。

不定愁訴について

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現在は、西洋医学が盛んに発展していますが、満足していないのが現状です。なぜかと言えば体調が良くない状態で検査しても、異常はない。

さらに薬などで治療しても効果がない。このような経験が増え不定愁訴と言います。

この不定愁訴は、原因不明という意味ですので、手術や投薬で治すことができません。

また、薬には副作用がありある病気を治すために投薬。すると抵抗力が落ちて他の病気になったり生きていくためのエネルギーを失い精神的に弱ってうつ病になることもあります。

春先は、花粉症でつらい時期ですが、花粉症の薬は強ければ強い程、眠気やだるさなどの副作用も強くなります。鼻水やくしゃみは止まるけど眠くなって仕事や家事ができないという悩みをお持ちの方が多いのです。

西洋医学の薬

体質や気候を考える

西洋医学のもう一つの欠点は、地域性や本人の資質を考慮しない点にあります。例えばフランスとアメリカ・日本ではそれぞれ気候や食事・生活習慣が異なります。

つまり体質も異なるはずです。

しかし、西洋医学では、この住んでいる地域性や体質・食事等をあまり考慮しません。臨床試験の結果、同じ症状の85%に効果があったからあなたにも効くはずだという傾向があります。

現代の日本は胃腸が弱い人が多いと言われますが、暑い夏にエアコンや冷たい飲み物で身体を冷やし過ぎており、冬でも暖かい飲み物よりジュースや冷水などでさらに身体を冷やしています。

東洋医学的観点からは、これだけ身体を冷やせば病気になって当たり前ということで生活習慣の改善を勧めます。このような生活をしている人がいくら胃薬を飲んでも改善に繋がらないのはお分かりのことかと思います。

西洋医学の利点と得意分野

西洋医学は、科学である医療として、目に見えるものの変化から病気をとらえます。皮膚や筋肉など実際に肉眼で確認できるものから、血液の成分や細胞など最新の医療機器によって計測される数値まで、検査やデータを使って病気を治療します。

幕末、オランダから入ってきた西洋医学によって人の身体の中身を知った日本の医者たちが狂喜したように、東洋医学になかった知識や技術が西洋医学にはあります。

西洋医学が得意とする病気は、急性疾患です。急性疾患に対しては、西洋医学は効果的です。

急性疾患とはどういうものかといえば、放置すれば死に至る危険性のある病態や外傷、それに感染症などのことです。たとえば急性心筋梗塞や脳出血、外傷を負った患者さんに対しては、外科的な処置が行われます。

交通事故で大けがをした。心筋梗塞で倒れた。などの事例で医者に命を救われた方も多いでしょう。

中医学(東洋医学)と西洋医学はどう違う?

日本では東洋医学というとほぼ中国で発展した中医学のことをいいます。西洋学と中医学の違いを見てみましょう。

<西洋医学の特徴>

頭痛には頭痛薬、便秘には便秘薬というように、身体の器官や組織を診て病名を特定し、それに対して治療をしたり薬を処方します。
つまり局所に対し治療をしたり、データを元に細胞や遺伝子レベルまで掘り下げて治療するのを得意とします。
病名の特定出来る病気、救急医療、手術を用いた治療法があります。

<中医学の特徴>

身体を一つのまとまりとして捉え、その人の体質や症状を系統立てて分析して治療法を見立てます。
治療法や養生法として漢方、鍼灸、あんま、気功、薬膳などがあります。
病気ではないけれど、なんとなく体調が優れない状態を『未病』といいます。
中医学は本来人間の持つ『自然治癒力』を重視しており、病気になる前に不調を改善し、予防をする”未病先坊(みびょうせんぽう)”という考え方が基本となっています。

薬膳 Daily Kitchen

西洋医学と東洋医学の違い

なお、本サイトでは「東洋医学」を中心に取り上げていますが、理想的な形は東洋医学と西洋医学の両方を利用することだと考えています。しかし、現代の日本では医療・治療というと西洋医学中心です。

そのバランスを修正するために東洋医学を中心に取り上げていますことをご了承ください。

東洋医学にご興味をお持ちの方は、上記なども併せてお読みください。

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