イングランドプレミアリーグ(サッカー)のアーセナルに所属するフランス人ディフェンダー。ローラン・コシールニー選手は、慢性的なアキレス腱痛に悩んでいました。
もう、私のアキレス腱は治らない。だましだましプレーする以外の方法はないと嘆いており、彼が万全であったならば、アーセナルのディフェンスは、リーグ最高レベルなのにと言われている程。
ヨガでコシールニーのアキレス腱痛が治る!
ところが、コシールニー選手が2018年3月に受けたインタビューで、長年、悩まされていたアキレス腱が痛くない!と答えています。
RMCスポーツのインタビューによると1月から【ヨガ】をはじめて、身体的に良い影響があり、アキレス腱の痛みはもうない。しかも、身体だけでなく精神的にリラックスすることができるようになり、長期的なフィットネスを取り戻すことができるようになったとのこと。
コシールニーは、2014年10月に慢性的なアキレス腱痛に悩んでいることをあかし、2017年5月にもう完治しないと告白。長年、酷使した身体の状態から、2018年のロシアW杯を最後にフランス代表から引退することを宣言していました。
フランス代表のDFは、コシールニー以外にもヴァランやウムティティなど多士済済なのですが、問題は、アーセナルの方。フランスのロリアンから2010年に移籍して以降、レギュラーとしてチームの根幹を支え、近年はプレミアリーグ最高のセンターバックと呼ばれる程に成長。ところが、アキレス腱痛から生じる背中や肩甲骨の痛み・腰痛などで欠場することも多く、彼がいないとDFラインの崩壊が顕著。
2017年の2月CL、バイエルン・ミュンヘンとの対戦では、後半早々に怪我でコシールニーを失ったアーセナル。バイエルンのレヴァンドフスキ、ティアゴ・アルカンタラ、ミュラーと次々にゴールを叩き込まれて、4-1と敗北。全グーナーが泣きました。
コシールニーは、アーセナルの中でも大好きな選手なので本当にうれしい。メルテザッカーとの鉄壁コンビ。ムスタフィとのコスタフィコンビは「ザ・ウォール」の名に恥じないペアです。
ヨガでアキレス腱が良くなれば、年齢的にも(ただいま32歳)、あと2~3年は頑張れるでしょう。
元々、怪我人の多いアーセナル。コシールニーにならって、チーム全体でヨガを取り入れて欲しいもの。最近、食生活改善に目覚めたジャック・ウィルシャーなどヨガ必須。コシールニーの話によると、一週間に一回、ヨガのインストラクターがレッスンをしてくれるとのこと。
怪我しにくい身体・怪我の治療の両面に役立つのではないでしょうか。
しかし、ローラン・コシールニーに悲劇が訪れます。2018年5月3日ヨーロッパリーグ決勝、アトレティコ・マドリー戦で、アキレス腱を痛めてしまい、負傷交代することになりました。アキレス腱の断裂とも言われており、ロシアW杯も絶望ではないかという重症。手術&リハビリは苦しくとも、復帰を応援しております!
ウェールズ&マンチェスターUの英雄、ライアン・ギグスもヨガの愛好者だったことで有名ですからね。イタリアセリエAのインテルで活躍していた長友選手もヨガをトレーニングに取り入れ、その成果が出ているのか、あまり怪我での離脱がないことでも有名。
私も、肩甲骨のこりをほぐすために、軽いヨガ&ストレッチを実行しています。