筋肉を包み込む膜を筋膜と呼びます。この筋膜の重要性が近年、分かり始めています。首都大学東京の医学博士「竹井仁」氏の著書「肩こりにさようなら」よると30年位前から見直され始め、最近、雑誌などの取材が増えているとのこと。
筋膜は筋肉を包む膜
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筋膜は、個々の筋または筋群を包む膜。コラーゲンやエラスチンといった結合組織からできている。
主な筋膜の種類
浅筋膜:皮膚の下の皮下組織にあり、皮膚や脂肪を支える。むくみを抑える役割も持つ
深筋膜:筋肉同士に摩擦が起こらないようにして、運動を滑らかにする
筋外膜:筋肉表面を包み、保護する
筋周膜:筋肉の筋の束の周りに存在し、筋肉が滑らかに動くようにする。
筋膜のよじれがこりを呼ぶ
この筋肉を包む筋膜が、悪い姿勢や同じ動作を繰り返すことで、よじれてしまい、自由な動きが出来なくなるという状態が、こりの原因の一つ。
筋膜に問題が生じると、中にある筋肉が動き難くなってしまいます。
肩や腰・肩甲骨のこりは、この筋膜に問題があるため、筋膜を解放する体操がブーム。コラーゲンとエラスチンをリリースするには、ゆっくりと全身を持続的にほぐす必要があります。