ウォールストリートジャーナル日本版の記事。マッサージに科学的根拠を発見とのこと。
科学的根拠がないと非科学的だとのレッテルが張られることが多いのですが、マッサージや鍼灸といった東洋医学の分野にも科学的根拠が出てきています。
根拠がなくてもマッサージや鍼灸は体験してみると効果が実感できます。
とはいえ、科学的根拠があった方がいいことは当たり前の話です。
マッサージを受けた米国人
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2007年には調査対象となった2万3393人の米国の成人のうち約8.3%がマッサージを受けたという。
3万1044人を調査した2002年は5%だった。非営利の専門家団体である米マッサージセラピー協会(AMTA)は、2011年のマッサージ産業の規模を推計100億~110億ドルとしている。マッサージ産業の関係者らは、これらの研究がマッサージ療法の保険適用の拡大につながっていくことを期待している。米国ではワシントン州でのみ、マッサージに保険が適用される。
マッサージの効果
米国内科学会(ACP)と米国疼痛学会(APS)が2007年に発表したガイドラインによると、腰痛に対する推奨治療法のひとつにマッサージが含まれている。
米医師会の内科専門誌、アーカイブ・オブ・インターナショナル・メディシンで2006年に発表された研究よると、スウェーデン式の全身マッサージで膝の骨関節炎の症状がかなり改善されたという
米医学誌、サイエンス・トランスレーショナル・メディシンによると10分間のマッサージが運動後の筋肉回復を促した。・細胞のエネルギーを生み出すミトコンドリアのエネルギー産出量を増やした
出典:ウォールストリートジャーナル日本版、記事はこちら
東洋医学の科学的効果の実証は難しいところです。ただ、科学に頼るのも良いのですが、自分の感覚や好みをもう少し大切にしてもいいような気がします。
マッサージや森林浴・自然に触れるなどは、感覚的に気持ちよいものです。自分の心身が喜ぶ・嬉しいことは、大体、正解ではないでしょうか。