近年、鍼灸整骨院・整体で人気のカッピング。男性向けよりもむくみや美容にもいいとして女性向けの施設やサロンで活用されています。
これは、半円のカップを身体につけて、身体の老廃物を外に出す・筋肉や神経を刺激して、血流の流れを良くする療法。
カッピングは、水泳のマイケル・フェルプス選手、ハンマー投げの室伏選手そして芸能人・モデルの間でも流行したことがありました。特にマイケル・フェルプス選手は有名で、カッピング・あざなどで検索するとたくさん出てきます。
本格的なカッピングとその効果
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本格的なカッピングは、カップを付けたまま、しばらく放置することで、内出血を起こします。そのため、カッピングをした後の肌はアザができたようになります。
ただ、ネットで画像検索してみてください。かなりすごい画像が上がってきます。中には、カッピングをやりすぎて後が残ってしまった的な画像も出てきてびっくりします。
そのため、本格的なカッピングは、扱いなれた施術家の元で行うようにしてください。
ガラス製品の本格的なのもネットで購入できますが、そちらは、あまりおすすめしません。
本格的なカッピングは、ポンプでカップ内の空気を抜き取り、気圧を下げます。それによって、皮膚が持ち上げられて、血管そして血液の流れが変化します。毛細血管の一部が壊されて内出血が起きます。これによるデトックス効果と傷ついた組織が治ろうとするときの治癒効果が期待できます。
カッピングの副作用としては、感染症にかかるリスク・やり過ぎて跡が強く残ってしまうリスクが考えられます。カップを付けたまま寝るのはダメ!
家庭用の気軽なカッピング
私が愛用・おすすめしているのは、シリコン製の気軽なカッピング。
首・肩や肩甲骨のこりに悩んでいる方は、試してみてはいかがでしょう。背中や腰・首などに張りつけるだけですからね。
しかも、鍼やお灸と違い、専門知識もいらず、失敗した時のダメージもほとんどありません。
●家庭用のカッピングは、つらいところやこりのところにくっつけるだけ!
湿布と違い、一度、購入すれば、半永久的に使えるのもいいところ。
青山からだのクリニックを経営する大森先生によると疲労回復・むくみ・足の冷え・こりの解消に効果があるといいます。
大森先生「カッピングとは、血液中の老廃物を吸い上げるデトックス方法のひとつ。東洋の伝統的な治療法で、吸い玉という名前でも知られています。マッサージや鍼灸治療では改善しない肩や腰のコリや、足のむくみ、冷えといった症状に悩まされている方には、特に効果てきめん。アメーバニュース
私の場合、パソコン・マウスの使い過ぎによる肩から肩甲骨のこりがひどいので、その辺りにカップを当てて、しばらく放置します。家庭用のは、カッピング中も安静にしている必要はなく、テレビを見たり本を読んだりしても平気です。
長時間、付け続けると、アザがひどくなりますから、付けたまま寝たりしないでください。付けていると身体が楽に・軽くなりますから、ついついうたた寝してしまったこともあります。
見えないところならまだしも、見えるところだと少し恥ずかしいですからね。本格的なカッピングだと2~5日位、跡が残ってしまうこともあります。私は、皮膚が弱い方なので、本格的なカッピングを受けると、かなりの期間、跡が残りました。
かつて、モデルの山田優さんが、カッピングを受けて跡のある背中を「老廃物が溜まっていました」と公開したことも。
気軽に自宅でカッピングを試したい方は、「簡易 吸い玉セット」をお選びください。
自宅で施術する場合、痛みやつらさがないため、カッピングしたまま寝ないようにご注意ください。