実はたくさんある東洋医学の資格を詳しく知ろう

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街中には、マッサージやアロマ、整体、整骨、鍼灸、漢方など人を健康にするための多くの治療院があります。
では、これらの治療院はどのような資格の元に営業を行っているのでしょうか。

東洋医学の国家資格

◆あん摩マッサージ指圧師:国家資格
あん摩マッサージ指圧師とは、指圧の各手技(なでる、押す、揉む、さするなど)を用いて人の身体を刺激して、体調改善や症状改善を行う方法です。
按摩の按は「おさえる」摩は「なでる」を意味します。按摩、マッサージ、指圧は、それぞれ発祥や成立過程は異なりますが、人の身体に対して指や手で刺激を与えて健康やリフレッシュ効果を期待する点での共通点を持っています。

◆灸(きゅう)師:国家資格
灸とは、主にもぐさ(ヨモギの葉)を皮膚の上のツボに置き燃やして刺激を与えることで治療する方法です。東洋医学の考えに基づいて治療を行います。
ツボへの温熱効果により昔から慢性的な症状に効果が大きいとされています。

◆鍼(はり)師:国家資格
は、細い鍼をツボ等に刺して身体を刺激することで、身体の新陳代謝活性、筋肉のこりをほぐすなどで治療を行います。腰痛・肩こり、膝痛などの様々な症状に対応します。

◆鍼灸師:鍼師と灸師の二つの資格
鍼灸師・鍼灸院と呼ばれるように鍼と灸の双方を行う治療家もいます。両方とも東洋医学の体系のもとに経絡・ツボを利用して患者の病気や不調を改善します。
その刺激を与える方法が鍼か灸かの違いです。患者自身も鍼が効きやすい人、灸が効きやすい人がいますので、鍼灸師と患者の対話・診断による様々な治療方法を活用します。
資格としては鍼師と灸師は分かれていますが、同じ学校で両方の国家試験を受験できます。

東洋医学療法(はり・きゅう・あん摩マッサージ指圧)の学び方

東洋医学の療法を日本で行うための国家資格が、鍼師・灸師・あん摩マッサージ指圧師です。
国家資格を取るには、文部科学大臣の認定した学校または厚生労働大臣の認定した養成施設(大学、短期大学、専門学校、盲学校理療科など)で学ぶ必要があります。

東洋医学学校の入学資格

・入学資格は、学校教育法の規定により大学に入学できることが条件です。
・高校卒業後の入学も社会人になってからの入学もできます。
・学校で学ぶ期間は三年以上で、学費は400万円~500万円が相場。(学校により異なります。)
・働きながら学びたい方のために夜間部を設けている学校もあります。

◆カリキュラム
理論から実技まで様々な分野を学びます。自然科学や生命科学。人体の構造を知るための解剖学やら疾病関連の臨床医学、そして実技のために鍼灸理論を学び実際の実技を行い、最終的に国家試験を受けることになります。

詳しいことはこちらで、社団法人東洋療法学校協会のホームページ

接骨や整骨を行う柔道整復師について

柔道整復師:国家資格
戦国時代の武術をルーツに柔道・柔術の活法から発展した技術です。
骨折・脱臼・捻挫・打撲などの損傷を手術をせずに、整復や固定を行い治療します。
接骨院・整骨院として開業する例が多く、「ほねつぎ」「接骨師」として昔から広く活用されてきました。
◆柔道整復師の国家資格について

現在は高校卒業後、厚生労働省の許可した専門の養成施設(三年間以上修学)か文部科学省の許可した四年制大学で解剖学、生理学、運動学、病理学、衛生学、公衆衛生学などの基礎系科目と柔道整復理論、柔道整復実技、関係法規、外科学、リハビリテーション学などの臨床系専門科目を履修します。
国家試験を受け、合格すると厚生労働大臣免許の柔道整復師となります。資格取得後は、臨床研修を行い、「接骨院」や「整骨院」という施術所を開業出来ます。また、勤務柔道整復師として病院や接骨院などで働くことも出来ます。

出典:日本柔道師整復協会

医療専門学校などでは、柔道整復師と鍼灸の双方の学科を用意しているところもあります。

漢方薬の資格について

漢方薬には専門の資格はありません。ただし、漢方薬を扱う場合は、薬剤師の資格もしくは医師の資格が必要です。大学の薬学部か医学部を卒業して薬剤師・医師の国家試験に合格することで漢方薬を扱うことができます。

鍼灸師や柔道整復師の国家資格では漢方薬を扱うことができません。

医師の国家資格

医師の国家資格を取ると、東洋医学の鍼灸治療を行うことができます。しかし、医師のカリキュラムには東洋医学や漢方の科目は少なく、鍼灸の実技にいたっては、ほとんどありません。
そのため、熟練度や実技能力を必要とする鍼灸を医師が行うことは考えにくいといえます。

民間のマッサージ資格

鍼灸あん摩・マッサージや柔道整復は、国家資格です。
それでは、街中にたくさんあるマッサージやリラックスのお店は、資格を持って行っているのでしょうか?

民間療法(カイロ、整体、タイ古式マッサージ、アロマ、リフレクソロジー、エステ等)など、たくさんありますが、国家資格を持たずに営業を行っています。

現在は、「整体治療」や「カイロプラクティック」については、その医学的効果についての評価が定まっていないため国家資格ではなく、民間療法として、人の健康に害を及ぼすおそれのない限度で施術を行うことという状態です。
そのため、それぞれの学校が民間資格として取れる資格は、その学校や療法内でのみ通用します。治療効果があるかもしれない。癒し効果。実施しても悪影響はないだろう。という形での営業形態です。

民間資格とはいえ、マッサージ効果や癒し効果は確かにありますし、肩こり・腰痛などについても軽い症状は効果があるとの意見が多いのも事実=まったく意味がないとお客様は来ないはずです。

東洋医学療法や民間療法を活用

東洋医学を上手く活用することで、心身の健康を保ちましょう。

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