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  1. 肩甲骨のこりを予防する生活習慣
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意外と怖い水中毒は飲みすぎで生じ、日本のように高湿度だとおきやすい

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食べなくてもしばらくは生きられる人間も水なしでは3日から5日程度しか生きられません。

まず、体重の約2パーセントの水分を失うと、口やのどの渇きに加えて食欲がなくなるなどの不快感に襲われます。約6パーセント不足すると、頭痛、眠気、よろめき、脱力感などに襲われ、情緒も不安定になってきます。さらに10パーセント不足すると、筋肉の痙攣が起こり、循環不全、腎不全になり、それ以上になると、意識が失われます。最後に20パーセント不足で死に至るという報告がされています。

しかし、水の取り過ぎにも問題があることをご存知でしょうか?

東洋医学の水毒

身体の中に水が溜まることで「水毒」になります。水毒とは、東洋医学の考え方で、カラダの中に余分に水が溜まり過ぎて体調を崩すことをいいます。

この水毒で起こる症状は、冷え・めまい・頭痛・アトピー・鼻炎・喘息・疲労感・頭重感・むくみなどがあります。原因としては、水分の摂りすぎや運動不足で水分が排出されないこと。特に日本の気候では大気中の湿度が高いため、体内の水分が排出されにくい環境であるといわれています。

水中毒(Water Intoxication)

人間の腎臓が持つ最大の利尿速度は16ミリリットル/分です。これを超える速度で水分を摂取すると体内の水分が過剰となり低ナトリウム血症を引き起こします。
水中毒とは、過剰に水分を取ることで血液中のナトリウムイオン濃度が低下して起きる現象で以下の症状が起こります。

【血液中のナトリウムイオン濃度の低下に伴い発生する症状】

  • 130mEq/L – 軽度の疲労感
  • 120mEq/L – 頭痛、嘔吐、精神症状
  • 110mEq/L – 性格変化や痙攣、昏睡
  • 100mEq/L – 神経の伝達が阻害され呼吸困難などで死亡

水中毒に関する研究を南アフリカのティモシー・ノークス博士が行い結果を発表しています。それによると水を良く飲むマラソン選手を調査した結果、250名以上に脳の膨張がみられたとのこと。

マラソン中の水中毒による死亡事故も2002年以降に報告されています。

マラソンや運動中には、「根性第一、水を飲むなど論外」から「のどが渇く前に水を飲む」に変わり、今は、「のどが渇いてから飲む」へと変化。また、デトックス(解毒)効果を期待して水を大量に飲むダイエットや美容方法も水中毒になる危険があります。

水は取る方が良い?取らない方が良い?

身体は、血液や細胞液などの形で水を含み体重の50~65%が水でできています。そして、1日に失う水の量が1.5リットルから2リットルと言われています。 この失った水分を補うために水分を多く取るという説があり、1日に何リットルもの水を飲んでいる人もいます。

しかし、現代人は、運動不足の傾向が強いことから、入る水の量と出る水の量がアンバランスとなり身体にため込んでいる事も。ぜんそく・花粉症・アトピー性皮膚炎などもからだに水が溜まっている人に多くみられ、水毒になっている事があります。

純粋に液体として水・お茶などで取る分もあれば野菜や果物など食事から取ることもできるのです。運動や入浴などにより水分の代謝が行われからだに溜まっていないことが大事です。

一息に多くの量を飲むよりも、飲みすぎを防止するためにもこまめに少量の水を摂取するようにしましょう。水の取り過ぎによる水毒や水中毒による低ナトリウム血症にならないようにしましょう。

朝にコップ一杯の水

朝起きてすぐ水を飲むことは健康と美容に良いといいます。それは睡眠中に失われた水分を補い食欲を出し身体にエネルギーを充填するから。飲む量としてはコップ1杯分、200~250mlくらいを目安に摂りましょう。

なお、朝食時に飲む水やドリンクは身体の状況に合わせて欲している分を飲みましょう。 朝食・水ともに身体が欲していないときに無理やり飲んだり食べたりする必要はありません。

水中毒を覚えておいて、こまめに水分を取る・塩を取ることも意識しておきましょう。

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