とてもつらい肩甲骨のこりや腰痛を経験したから分かるほぐす方法や健康情報

  1. 肩甲骨の筋肉や関節
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両腕の複雑な動きを支える重要パーツが肩甲骨!

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背中と胸の間にある左右一対の扁平骨が「肩甲骨」。上腕骨と肩甲上腕関節を、鎖骨とともに肩鎖関節を作る。胸郭とともに筋肉による連結で肩甲胸郭関節を形成する。(英名shoulder blade)

ダイエット・美容業界では天使の羽と呼ぶこともあり、背中の空いたドレスを着用するときは、肩甲骨の形がきれいだと体のラインが美しく見える。

肩甲骨のこりや痛みに悩む人が増えており、周辺の筋肉をマッサージや鍼灸・皮内鍼でほぐす・癒す施術者が増えている。

●人間の肩甲骨:様々な骨・筋肉・靭帯が繋がって構成

肩甲骨の姿

出典:ウィキペディア

肩甲骨周りに起きやすい症状

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三角形の大きな骨で、鎖骨を介して胸側とも繋がり体幹全体の動きと連動する。人間の腕が複雑に働けるのも肩甲骨のおかげ。肩関節は、骨同士がくっついていないため他の関節と比べても、動きの自由度が高い。その分、不安定であり筋肉や腱が幾重に重なり支えあっている。

周囲の筋肉が硬直して肩甲骨がずれた状態になりやすい。⇒肩関節の可動域が小さくなったり、周辺にこりや痛みが生じる。

支えている主な筋肉

アウターマッスル:外側で支える大きな筋肉

●僧帽筋:肩から背中に広がる大きな筋肉。修道士のフードに見立てた名前。後頭部の外後頭隆起からスタートして肩甲棘まで続く。背中から腕の動き全般にかかわるため、こりがおきやすい。

●三角筋:投げる動作に関係の深い筋肉。肩関節を覆うように存在している。

●広背筋:肩甲骨から腰の腸骨にかけて斜めに広がる筋肉。腰や背中のこり・痛みにかかわる。

●前鋸筋:肋骨から肩甲骨にかけての筋肉。肩甲骨や肋骨を支える役目を持つ。

●肩甲挙筋:頸椎と肩甲骨をつなぐ筋肉。パソコン作業等のデスクワーク中心の人はこりや固いなどの症状を訴えやすい。鍼やマッサージが効果的。

インナーマッスル:肩甲骨と腕・肩を繋ぎ支える筋肉

●棘上筋:上腕骨と肩甲骨の上部をつないでいる小さな筋肉。腕を上げるときに働く。関節を安定させる回旋筋腱板(ローテーター・カフ)の構成筋の一つ。メジャーリーグの大投手、ノーラン・ライアンが運動能力向上に役立つと気づく。

●棘下筋:腕を捻るときや水平に動かすときに利用する筋肉。

●小円筋:棘下筋の下から腕の骨と肩甲骨をつなぐ。腕の運動能力を司る重要な筋肉の一つ。

●肩甲下筋:肩甲骨の肋骨側と上腕骨をつなぐ。この4つで、ローテーター・カフを形成。

●菱形筋:脊椎と左右の肩甲骨をつなぐ一対の筋。肩甲骨と背中の間が痛い・こりがあるという場合は、この筋肉が疲労や緊張しているケースも多い。表層へのマッサージではほぐしにくいという難点もある。

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