とてもつらい肩甲骨のこりや腰痛を経験したから分かるほぐす方法や健康情報

  1. 腰痛の症状
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30歳を超えると身体にガタがきて慢性的な腰痛は増加します。

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30歳を超えたあたりから悩む人が増える症状が腰から背中にかけての重だるさや痛み。

オフィスワーカーから肉体労働・運転手など様々な職業・生活スタイルの方が訴えています。

そして、そのほとんどが明確な病名や原因のない慢性的な痛みや重だるさで、腰痛の診療ガイドラインでも心理的なストレスが原因と指摘。スウェーデンの整形外科医「アルフ・ナッケムソン氏」姿勢が原因と1976年に指摘。

慢性的な腰痛症の症状

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ほとんどの場合、「腰が重い・だるい・こる」といった自覚症状で、痛みというより重だるい・固いという感触です。

同じ姿勢を取り続ける・冷える・柔らかすぎる布団やベッド・ハイヒールを長時間履いて歩くなどの時に悪化します。

靭帯と筋肉

腰は、文字通り身体の要で頭や内臓が詰まった上半身を支えています。

身体を動かすたびに腰は負荷がかかりますし、同じ姿勢を取り続けていると筋肉が緊張してこり固まってしまいます。そして、腰を支える腰椎と筋肉のバランスが崩れてどこかに過度な負担がかかると腰痛が起きます。

背骨と腰椎

背骨は、32~34個の椎骨が重なってできています。首は7個の頸椎、胸には12個の胸椎、腰は5個の腰椎があります。

背骨と椎骨

この腰椎を支えるのが靭帯と筋肉で、背骨を支えている腹筋と背筋が弱くなったりバランスを崩すと腰椎や筋肉に負荷がかかり腰痛に。

お腹側の腹直筋と背筋が適度な強さのバランスを保てず、どちらかが強くなると腰椎が正常な位置を保てません。

また、靭帯が老化現象で衰えたり・損傷することで腰痛が起きます。

骨盤

骨盤が傾いていると腰痛が生じます。

骨盤を支えている筋肉は、大臀筋と腸腰筋が代表的な筋肉で、弱まると骨盤の前傾が強くなってしまい腰椎に負荷がかかります。また、バランスが崩れても腰椎が正常な位置を保てません。

お尻の筋肉が固まっている・血行不良の状態の方は意外に多いのでご注意ください。

S字カーブ

赤ちゃんや四足歩行をする動物の背骨はアーチ型です。

それに対して、二足歩行をする人間の背骨は、S字状の緩やかなカーブを描きます。

このS字カーブにより重さを分散し頭を支えていますが、カーブが強くなりすぎたり少なくなりまっすぐになることで腰痛が起きてしまいます。

仙腸関節

骨盤の仙骨と腸骨の間にある関節で、3mm~5mmのわずかな動きをします。

柔道整復師の酒井慎太郎先生の説では、この仙腸関節が身体のバランスをとっており、問題が起きることで腰痛や肩こりが起きると考えています。

腰痛症になりやすい原因

慢性的な腰痛になりやすい4つの原因をご紹介します。

同じ姿勢を続ける

靭帯や筋肉は同じ姿勢を取り続けていると疲労がたまり腰痛になります。触ると明らかに腰の筋肉が硬い・緊張しているという状態です。

筋肉は緊張して固まってしまい、血管は圧迫されて血行不良になることで重だるい痛みが生じます。

悪い姿勢

悪い姿勢だと、腰椎が圧迫されて負荷増加。肩甲骨の僧帽筋や大菱形筋にこりがある可能性も高い。

猫背だと、背中が丸くなり重心が後ろに傾く中で腰椎がバランスを取るために前に出てきます。

胸を反らし過ぎると腰椎の前傾が強くなりすぎて、腰の筋肉に力が入ってしまいます。

肥満

体重が増えて肥満になると、増えた重さが椎間板や筋肉にかかってしまいます。

また、お腹が前に突き出る形になることから、バランスを保つために上半身が後ろに反ってしまいます。この姿勢だと腰の筋肉で腰椎が壊れないように支えることになり筋肉は常に緊張状態を強いられます。

運動不足

腹筋や背筋の筋力が衰えたり、バランスが崩れると背骨をまっすぐに支えられなくなります。

その結果、腰椎や筋肉への負荷が増す上に、少しの負荷でも筋肉が支えられなくなり、腰痛へと進行してしまいます。

適度な運動や車を使わずに歩くことで身体の基礎的な筋力を維持することが大切です。

ただし、激し過ぎる運動は、身体にダメージを与えてしまうこともあります。

慢性的な腰痛の治療方法

重だるい・腰がこるなどつらい症状を少しでも軽くするための治療方法をご紹介します。

・身体を温める
・体操やストレッチを行う
・車やエスカレーターを使わず自分の足で歩く
・同じ姿勢を取らずに休憩や体操を取り入れる
・ベッドや布団は固めのものにする
・ハイヒールは長時間履かない
・高いヒールや転びそうなヒールは止める
など生活習慣の改善で腰痛を治していきましょう。

詳しい腰痛の治療方法は別記事でご紹介しています。

腰痛を防ぐ姿勢

パソコンやスマートフォンなどデスクワーク時の正しい姿勢や机・椅子の選び方もご覧ください。

荷物を持つとき

膝を伸ばしたまま腰を曲げてはいけません。膝を曲げて片膝を床につけて腰を落として荷物を身体に近づけて持ちましょう。

かがむとき持ち上げるときには、「よいしょ」と一声出して(心でつぶやいて)身体に準備させましょう。

荷物を運ぶとき

荷物はできるだけ身体から離さずに近づけて持ちましょう。

普段の姿勢や座るときの姿勢

腰痛を防ぐには、上半身に変に力を入れずに自然体でいることです。

力を入れる個所は、おへその少し下「丹田」あたりです。

丹田のイメージ

丹田の場所は、適当で大丈夫です。へそ下に力を入れれば良いのです。

慢性的な腰痛は、誰もが抱えています。現代病といってもいい症状です。

病院に行ってストレスが原因でしょうと言われて薬を出されて終わりということも頻繁に起こっています。

そのような方には、生活習慣の改善や鍼灸・マッサージなどの東洋医学療法の利用をおすすめいたします。

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